PHP環境を標的とするサイバー攻撃への対応にあたっている、事業者、管理者、開発者の皆さまへ。

現在、私たちも既存サービスの保全を最優先とし、影響範囲の確認、緊急防御、更新後の互換性検証、安全なサービス再開に取り組んでいます。

実際の運用環境では、脆弱性が公表されたからといって、直ちにすべてを更新できるとは限りません。関連システムへの影響を確認し、攻撃経路を遮断し、証跡を保全したうえで、復旧後も安全に運用できることを確かめる必要があります。

そのため、対応に時間を要すること自体を、現場の怠慢や能力不足と捉えるべきではありません。重要なのは、焦りによる二次障害を避けながら、確認できた事実に基づいて安全な復旧を進めることです。

同じ状況にある皆さまには、次のことをお伝えしたいと思います。

  • 一人で判断と責任を抱え込まないこと
  • 被害拡大の防止を最優先にすること
  • 作業前後の状態と変更内容を記録すること
  • 確認済みの事実と推測を明確に分けること
  • 未確認の対策を本番環境へ安易に適用しないこと
  • 必要に応じて専門機関や外部の技術者へ相談すること

私たちも、まだ対応の途上にあります。
だからこそ、成功事例だけでなく、判断に迷った点や復旧までの過程も共有し、同じ困難に直面している方々の助けにつなげたいと考えています。

いま現場で対応を続けているすべての皆さまに、深い敬意を表します。
安全なサービス再開に向けて、ともに一歩ずつ進んでいきましょう。

株式会社FaroStar
代表取締役 星 尚男