都市交通自動管制システム UMTCs

Urban Mobility Traffic Control Systems(略称 UMTCs)は、次世代モビリティに対し、各種センサー情報と各モビリティから継続的に提供される飛行情報を受け取り、交通管制を行うシステムです。

UMTCs の内部には、衝突回避アルゴリズム AURORA が格納されています。AURORA は UMTCs へ入力された情報を基に衝突の可能性を計算・検知し、その結果を UMTCs 内部の回避ルート生成処理へ渡します。UMTCs は回避ルートを生成し、対象となる次世代モビリティへ伝達します。次世代モビリティは、受信したルートを機体側の自律飛行制御で追従します。

 


 

UMTCsの管制対象

航空機タイプのものとして「無人航空機」を、船舶タイプのものとして「無人船舶」、「無人水面効果翼船」など「海洋モビリティ」を管制の対象とします。

UMTCsが提供するサービス

UMTCs では、次のことを実現することを目指しています。

    • 次世代モビリティのフライトプランの管理、国土交通省への提出支援
    • モビリティの運航情報(位置、高度、速度、ウェイポイント等)の継続的な管理
    • 運航エリアの管理(ジオフェンスの設置):指定エリア内での運航および設定された運航禁止エリアへの進入防止
    • 複数のモビリティ間や障害物等への衝突を回避するための、UMTCs による回避ルートの生成と伝達
    • 緊急時の運航停止、指定された場所への自動帰還

UMTCsのコア技術

UMTCs のコア技術は、内部に格納された衝突回避アルゴリズム AURORA です。

AURORA は、UMTCs へ入力された各種センサー情報および次世代モビリティからの飛行情報を基に、衝突の可能性を計算し、検知します。検知結果は UMTCs 内部の回避ルート生成処理へ渡されます。

回避ルートを生成し、対象となる次世代モビリティへ伝達するのは UMTCs です。AURORA は回避ルートを生成せず、回避指示を決定せず、次世代モビリティへ直接指示することもありません。AURORA は次世代モビリティに搭載されません。

次世代モビリティは、UMTCs から受信したルートを機体側の自律飛行制御で追従し、その間も飛行情報を UMTCs へ継続的に提供します。情報は一方向に流れて終わるのではなく、循環します。